近年の住宅は断熱性、機密性にも優れた住宅が当たり前になってきています。又、仕上げの内装もいろいろなバージョンを選択できるように建材メーカーもホワイトからダークオークまで化学シート材で床や建具をコーディネイトできるものが支流になっています。本来は無垢材を大工さや建具やさんが加工し取り付けて現場で塗装を施してきました、無垢材は杢目、柾目の濃さや目の違いにより、色違いが出てクレームになったり、材料が揃わなかったり、工期短縮ができなかったり、最終的には価格競争に負けて、新建材に移り変わっていきました。その結果、材木その本来の価値が損なわれてきました。木の持っている調湿効果、ぬくもりのある肌触り、防虫効果など、住む人にやさしい自然な環境よりも見た目や効率を重視してきたのです。
そこで私たちが提案するのは、自然素材を活かしたリノベーションリフォームです。適材適所と言うことわざにもあるように、材木にはいろんな特徴を持った材種があります。構造に使用する材木や湿度に強い材木、床に適した材木など多種多様に使用できます。もちろん内装は材木だけではありません。漆喰や珪藻土などの塗り壁材や和紙などの内装材なども自然素材の仕上げです。又塗料も植物から抽出した安全な材料もあります。人が住まう部屋に人にやさしい材料を使って、今の住んでいる住まいを、人の動線から考え直したリノベーションリフォームを始めてみませんか。
私たちは地元を中心として活動させていただき、地元地域の気候を把握下上で建築を通して地元の方々のお役に立ちたいと考えています。誠心誠意今まで培ってきた経験をリノベーションリフォームに取り入れて、お客様に快適な環境をお届けさせていただければと考えております。